京は生きているのだろうか…


ちょうど壁の向こう側に京はいた。


京は私と違ってドジじゃないから生きているはず…



キーン…


機械のような音がきこえた




『あーあー聞こえていますかぁ?


2時間たってしまったのでもうインターネットを使うことはできません。


残念でした〜!
皆さんとっても大変な状況ですがまぁ頑張ってください


それでは。」


そう。アイツからだ。


正直腹が立つ。



インターネットが使えないあげくに土砂崩れのような沢山の岩。



許せない。




どうしよう
このまま外にでるか…



でも『最後の一人』さんが取り残されたままだったら…


もし自分だけ取り残された状況だったら嫌だ



なら助けるしかない。




迷わず今自分がいる所のすぐ近くにある階段を登った。





2階とかかれた看板がみえた



どうやら二階も行ける所といけないところがあるみたい。






「誰か〜いませんか」



こんな簡単に返事してくれるわけないか