「優ちゃん、あとは俺が由衣見てるから戻りな!アキラ居るし! なー、由衣♪」 池ちゃんがお調子者な感じで言った。 ―由衣も心配だけど、確かにここは二人の方がいいに決まってるよね!― 由衣もさっきよりだいぶ具合良さそうだし、あたしは戻る事にした。 ―でも戻ったらアキラと二人っきりて事だよね? 大丈夫かなぁ、気まずくならないかな― とか考えつつも、池ちゃんに由衣をお願いして部屋へ戻る。