それから何日か経った。

その間あたしは自分なりに色々考えたが、やっぱりアキラと付き合いたいと思った。

―あたしはアキラが好き。アキラもあたしが好きって打ち明けてくれた。
お互いに好きなのに付き合えないなんておかしいよ。あたしはアキラの彼女になりたい。あたしと付き合ってほしい。
あたしはアキラとなら遠距離だってできる。むしろ何がなんでもやってみせる―

思っていた事を全部メールにして送った。散々悩んだからかなり時間がかかった。


「だよね!いつまでもウジウジしてたら何も始まらないし!
俺も優子に頑張ってほしいし大好きだし!
まだ時間もいっぱいあるんだから前向きに思っていくように頑張る!これから辛いことの方がいっぱいあると思うけど…でも二人でがんばりましょう☆
じゃあ、ちゃんと告白させてもらいます!優子が大好きです!付き合って下さい!」

あたしからメールしたのに、アキラは告白し直してくれた。

あたし達は付き合う事になった。