「本当にいい歌だったねぇ、かなり共感できたよ!」

「だよね、共感する!
ぶっちゃけ、俺優子の事大好きなんだよ!
彼氏として見てほしかった…優子はどう思ってるのかは分からないけど。
でも、離ればなれになるのやだった。
優子就職決まって東京に行くって聞いた時は、本当はお祝いしなきゃって気持ちはすごくあったんよ!
でもショックだぁって気持ちの方が全然大きかったぁ。
でも、今は優子を応援しようって気持ちでいっぱいさぁ!今度のカラオケだって超楽しみだよ☆ねっ♪」

―アキラはあたしの就職を喜んでくれてると思ってた。
あたしも東京に行く事をあまりに口にできなかった。
アキラに告白して、もし付き合う事になっても遠距離になってしまうから―