私は当時2歳。

私が記憶しているのはパパの実家に
車で向かっている場面だ。

何故かわからないけれど泣き叫び何度も
「帰りたい」と言っていた。

泣き疲れたのだろうか。
いつのまにか眠りについていた。
目が覚めたのは真っ暗な天井。

ママはどこ?
と、小さい私は疑問に思ったのだろう。

小さな足でママを必死に探した。

「ママ?」

襖から裸で布団の中にいるママとパパが見える。

「ぁん…あ…っ…」


何しているのか小さい私には検討もつかない。

近寄ってはいけない

そんな雰囲気を小さな私は読み取れた。