目を開けるとすでに家の中にいた


「あれぇ〜.....私いつの間に.....」


「気づいたか?」


その声の方に顔を上げると

そこには翔ではなくアイツが冷えピタを持って

ドアをゆっくり閉めた。


「...は、疾風くん...?」

「...んだよ。その顔」

正直びっくりした

翔ではなくあの冷たい疾風くんがいたからだ


「お前が翔と俺が知り合いだって気づいてからいきなり倒れた。以上。」

「......なるほど.....。」

「で、熱は?」


そう言って私のおでこに手を当てる


「/////////////////////だ、大丈夫!」


自分の顔が照れていることがすごくわかっているから

とりあえず布団の中に潜った