「私は最終莉緒が決めることだよ」


莉緒の話を全て聞いて私は最後の言葉を莉緒に

投げかけた


「....ありがとうね.....本当に....」

夜空の下で私たちは


一体何を探し求めるんだろう



それは遠くに光る希望の光なのか


それとも近くにいる蛍が放つ光なのか


人生まだ18年間という短い間で


どれだけの人に会ってきたのだろうか.....


そしてその18年間の中の空白の11年間は


どのように埋まっていくのか



それはたとえ


物語の主人公でもまだ


わかるはずのない


永遠の問題だ