「もしも〜し?理沙?」

電話の声は私の中学からの親友


藍村 莉緒

「お〜莉緒どうしたの?」


「ねぇ〜聞いてよ!っつーか風呂?」

「うんそうだけど?」


「なら話は早いね。」


「ん?」

「風呂上がったら坂の上公園集合ね〜。」

ーツーツーツー

それだけをいうと電話が切れた


ハァ〜いつもいつも私が暇してるからって


莉緒のやつめ....


私たちはいつもこうだ

自分の話があるといつもこうして

電話して

集合かけて


夜遅くまで話す


暑かろうが寒かろうがお構いなしだ