粉々になって、そこから血が流れて・・・・。

これ以上泣けないってくらいに、涙を流した夜もあった。

何度崩れ落ちて、死にたいと思ったか・・・。

生きているのが、もう嫌になった。

だって、生きてても仕方ないでしょう?

誰も私のことなんて、好きじゃないんだから・・・。


でも、こんな私を一番惨めにさせる人がいる。

それは・・・・。


「美輝ちゃーん、学校遅れるわよ?」

ママの呼ぶ声でハッと我に返る。

私は急いで支度をして、一気に階段を下りる。