「終わったー!龍弥くん、ありがとう!」



「おー」



それから数分後には課題も終わって、片付けをして3人で教室に戻ることになった。



「それじゃあ、先輩!また放課後!」



「うん、2人とも1日頑張ってね」



「はい!先輩も!」



「一ノ瀬先輩は無理しないでください」



先輩が起きてからの数分で龍弥くんはだいぶ一ノ瀬先輩と打ち解けたみたい。



先輩もニッコリ微笑んで手を振りながら階段を登って行った。



「行くか」



「うん!」



私たちも自分たちのクラスに行き、
教室に着いてからはすぐにバラバラになってあまり話せなかったけど、

なんとなく、少しずつ仲良くなっていけてる気がして嬉しかった。