「しかし・・お前とセックスするとはなー・・。歳とるハズだわ・・はは・・」

とりあえず20歳前半の諒が私の髪をいじりながらそう言う。

「そうね・・私、子供だったし・・って今も子供なんだけど、一応」


「フン・・お前・・感じやすいんだな・・」

・・・なっ(汗)

コイツ・・っ!何言うのよっっ!!

「プッ・・」

諒は赤くなった私を見てクスクスと笑う。

なんっってストレートなこと言うの・・。


「でも、センセイ?・・いいんですか?生徒とエッチして」

「カンケーねーなー。授業終了は3時30分でそれが終わったらオレはもう教師じゃねーよ」

・・・楽観的・・。

私はそうは思えないのに・・。

教師と生徒っていうのに関しては正直、何も思ってないんだけど・・私の・・自分自身のモラルに反してる。


もちろん・・裕紀のこと・・。


「何、悩んでんだよ」

諒が私の顔を覗き込んで問う。

そしてその口をすぐ開いた。

「どーせ、『彼氏』のことでも考えてんだろ?」


・・そうよ、その通りよ・・。