今日、美術室で諒に抱きしめられた時・・ホッとするような気持ちでドキドキするような気持ちだった。

でも・・心地よかった。

眠ってしまいたいくらい心地よかった。


昔、諒の身体にもたれかかりながら本を読み、そのまま眠ったことを思い出す。


悔しいけど・・裕紀じゃそんな気持ちにはなれない・・。



・・・そんなことを考えながらも私は裕紀に抱かれている・・。












結局、私は裕紀とエッチしたあとすぐに家路についた。

ちょっと耐えられなかった。

裕紀といるのに諒のことばかり・・。


好きか嫌いか問題じゃないの・・。

すでにそんなものの域は超えている。

好きな感情も嫌いな感情も全部まとめて諒のことを考えてるのよ・・。


ああーーーーーっっ!イヤだっ!!

すっごくブルー・・。

何度も言うけど・・本当に、会いたくなかった・・。

再会したくなかった・・。