お兄ちゃんはそんな私に『よかったな』っていってくれた。

毎日会って日ごとに諒のことがますます好きになっていく。

いろんなとこに遊びに連れて行ってもらったりした。


それでも時々私は自分に自信が持てなくなる・・。

きっかけはお兄ちゃんが与えてくれた・・。

私の一目惚れから始まった恋愛に。


私は小学6年生。諒は高校2年生。

大人の4歳差はたいしたことないのかもしれない・・。

だけど・・私と諒の今の年齢差に・・やっぱり不安になる。


だからって諒のこと好きな気持ちは止められないし、諒もそうであって欲しい・・。

もう、後には戻れない。

こんなに好きなんだもん。




そんな不安な中でも私はなぜだか諒の愛情を疑うことはなかった。

愛されている、そう確信が持てた。

私たちは本当に毎日が楽しくて・・。


私はきっと・・もう2度と・・諒以外の人を諒以上に愛することはできない。

これからの人生、まだまだ長いけどそれだけはわかる。

そんな自分が怖いとも思う。

諒と別れるなんてことになったら私・・本当にどうなるんだろう・・。

予測できない。




でも、予測できないことは私が思うよりも随分と早く来た。