「ねぇ、皆。猿の手ってしってる?」


突然、るりちゃんは言った。


私はホラーとかオカルトとかがすきだったから、知っていた。


でも、周りの人たちは、知らないようだった。


「猿の手?」


「るり様、それって、なんですか?」


「ふふっ、猿の手ってね…。」


るりちゃんが説明したのはこんな内容であった。