その日もあの子に会うために公園に行った。 でもあの子は公園にいなくて。 いつもは先にいるのに、変だなって思ってたんだけど…待っていれば来るって。 けれど待てども待てどもあの子は来なかった。 次の日も次の日も、あの子の姿は見れなかった。 毎日一緒に遊んでいたのに、あんなに一緒に笑っていたのに、私のなかの喪失感はいつまでたっても拭えなかった。 あの子の笑顔、あの子の顔をもう一度、見たい…。 『すーちゃん…』