2人の幼馴染の話。

彼、谷口朝日(15)。

私、山口海華(15)。


〜これから始まる幼馴染恋愛〜

楽しいことばかりではなく、様々なことが...。
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朝日と海華は小学校からの幼馴染で高校も同じところに行くことになった。

「うわぁ〜クラス離れたよ〜」

海華はクラス替えの表を見た途端朝日に向かって叫んだ。

「ほんまやなぁ。まあ大丈夫やろ笑」

こんな感じであっさりと受け流した朝日。
小学校の時から朝日に片想いをしている海華は朝日の塩対応に慣れてはいるものの、内心ショックを受けていた。

海華も朝日もすぐにクラスで友達が出来た。

けど、朝日のクラスの前を通ると朝日は隣の席の女子と楽しそうに話している。
休み時間になると廊下で話したりしているのを見かけることが多い。

その度に海華の心は締め付けられるように苦しかった。

彼女の名前は嶋野光。

ここから朝日と海華と光の物語がスタートする。