「え………何なのこれ。」
歩き始めて数時間後、日が傾き始めた頃、ようやく私は草原を抜けることが出来た。
だがホッと出来たのはつかの間。
目の前には現代の日本では考える事の出来ない光景が広がっていた。
それな何とゆうか例えるのならば、時代劇のような街風景だった。
とりあえず適当に歩いてみよう、そう思い歩き始める。
街中は沢山のお店や大勢の人達で溢れかえっていて、ずいぶん賑やかだ。
しばらく歩いていると人だかりの出来ている場所を見つけた。
どうやら揉め合いが起こってるようだ。
一体何があったのだろうかと、気になった私は人混みの中を抜けるようにそこへ足を勧めた。