あれは、中1の修了式の日だった。
この日も給食があって、
私は可奈と恵美香、祥子、美希、愛と一緒に食べていた。
もう、可奈の転校はわかっていて、
「最後だね〜」と言いながら食べていた。
みんな食べ終わって、
いつものようにお盆を洗いに行こうとしたとき、
可奈が先生に呼ばれた。
「上村さん、渡し物があるので職員室に来てください。
お盆は他の人に頼んで。」
そばにいた恵美香がさっと可奈お盆をつかむ。
「洗っとくから。」
ってニッコリ笑う。
それから、初めて可奈抜きでお盆を洗いに行ったんだ。
お盆を洗っていたら、隣の恵美香が言った。
「ずうっと思ってたんだけど、詩織の笑顔ってさ、」
さらりと言ってのけた。
「汚いよね。」
キャハハハッ
女子の笑い声。
水音。
ときが止まったみたいだった。
「じゃあ、これ、可奈のだから。洗っといてね。」
そのまま恵美香たちは行ってしまった。
小学校5年のときから一緒にいたのに。
"友達"だと思っていたのに。
私の笑顔は汚い、、、?
この日も給食があって、
私は可奈と恵美香、祥子、美希、愛と一緒に食べていた。
もう、可奈の転校はわかっていて、
「最後だね〜」と言いながら食べていた。
みんな食べ終わって、
いつものようにお盆を洗いに行こうとしたとき、
可奈が先生に呼ばれた。
「上村さん、渡し物があるので職員室に来てください。
お盆は他の人に頼んで。」
そばにいた恵美香がさっと可奈お盆をつかむ。
「洗っとくから。」
ってニッコリ笑う。
それから、初めて可奈抜きでお盆を洗いに行ったんだ。
お盆を洗っていたら、隣の恵美香が言った。
「ずうっと思ってたんだけど、詩織の笑顔ってさ、」
さらりと言ってのけた。
「汚いよね。」
キャハハハッ
女子の笑い声。
水音。
ときが止まったみたいだった。
「じゃあ、これ、可奈のだから。洗っといてね。」
そのまま恵美香たちは行ってしまった。
小学校5年のときから一緒にいたのに。
"友達"だと思っていたのに。
私の笑顔は汚い、、、?