塾では、気の合う友達もいくつかいた。

名門中の名門塾に通う私。


ただボーっとしているだけの時間。


ポンポンと肩を叩かれた。


「何ですか?」

私は目を見開いた。

そこに居たのは、あの日のキミだったから。