「おいおい、どうなってんだ?」











中には一面、人が倒れていた。一体誰が?













「あそこ、人がいる!!」










紫苑が指を指していう。その方向に向かって行くと、5人、立っている人がいた。
















「ッツ お前ら、仮面があいつらをやったのか?」















ここに近づいた途端に感じた威圧感。いや、殺気とも呼べるものが伝わってくる。それは仮面のうちの1人が向けているものだろう。













「お、シンのあの状況で喋れるなんて流石月光の総長!!」














馬鹿にされたような言い方。地味に頭に来たが、敵う相手ではないと分かるので、流す。













「なぁ、もう駒は揃ったんだろ、副総長さん。 さっさと片付けさせろよ。」















「フッ、ハハッ お前さ、なんでそこまで知ってんだよ。まぁ、ちょっと計画は狂ったけど、今日、月光がつぶれるのは変わらない。」