「燐、下がってて!! 後、俺のバイク頼んだ!!」 航が俺にそういったのを合図に始まる。 慶也と航の2人に対して、相手は10人。圧倒的に不利な状況だ。 ボコ ドカ 喧嘩特有の音がする中、俺は冷静にその状況を観察していた。一見、不利だと思ったが、慶也と航の実力がすごく、それなりに対応出来ている。 「おらァァァ!!!」