察しているかもしれないが、かけてきたのは裕翔。朔夜の差し金らしい。









「裕翔、何でもいいから朔夜にかわれ。」












色々とあって朔夜に殺意が湧いてる分、裕翔も巻き添えにしてしまう。いつもの事だから悪いとかは思わない。















「ハイ、タダイマ・・・・・・」











電話越しでの殺気なんて何でもないのに裕翔の言葉はカタコトだった。きっとこれからの空気にビビっているんだろう。










「もしもし〜 もしかして麗ちゃんとイチャイチャしてたの〜? お邪魔しちゃったようでww 」













「ウザイ。 何でこんな時に電話する訳。 それに分かっててするのがタチ悪い。」












「ごめんって〜 冷蔵庫開けたらゼリー入ってるから許してー。」