心配ね。そこまでのことじゃないと思うけどな。でも、とりあえず慶也の怒りが収まって良かった。
「悪い。」
とりあえず謝る。それほどじゃなくてな。
「次からはもう少し早く帰ってこいよ。」
優しく言う航。一件落着か。
「ん。」
「よし、燐も戻ってきたし、はい。 なるべく軽そうなやつね。」
慶也が言って手渡して来たのはサンドイッチ。 確かに軽そうなものに見えるだろうが中身がカツって・・・・・・・・・・嫌がらせ?
「サンキュ。 いくら?」
「えっとねー、120円!!」
「はい。 」
代金を渡して中身をあける。貰ったからには食べよう。けどやっぱり1個が限界。もう一つを航に渡す。
「やっぱりか。 燐にそれは重いよな。」