✿*:・゚❀˚‧✿*:・゚❀˚‧✿*:・゚❀˚
「……花、桜花!!」
はっと気付くと、亜咲に肩を揺すられていた。
「…もー、どしたー?もうすぐで、入場だってよ!」
そうだった。
今日は卒業式。今は、入場する前に、廊下で列を整えていたんだった。
うん、大丈夫ーと、答えた声が、少し掠れた。
「もしかして桜花、緊張してる?」
亜咲が、少しおどけた顔で私を見てくる。
そうなのだ。
この式が終わったら…。
今日で、私はこの恋を終わらせる。
「……花、桜花!!」
はっと気付くと、亜咲に肩を揺すられていた。
「…もー、どしたー?もうすぐで、入場だってよ!」
そうだった。
今日は卒業式。今は、入場する前に、廊下で列を整えていたんだった。
うん、大丈夫ーと、答えた声が、少し掠れた。
「もしかして桜花、緊張してる?」
亜咲が、少しおどけた顔で私を見てくる。
そうなのだ。
この式が終わったら…。
今日で、私はこの恋を終わらせる。