私は不審に思いつつあり
大樹がバイトだって言った日に
バイト先の前まで行ってみた


あれ…?いない。
どうしてだろ。

歩き回ってると


大樹に似てる後ろ姿…と
過去に絶対恋愛感情持たないと言った
幼なじみと腕を組んでるようだ。


私は大樹にLINEしてみた。


(いまどこ?)

(なんで?)

(たまたま大樹の家の近くにいる)

(そっかバイトなんだごめんね)



顔をキョロキョロしながら
早歩きでその場からにげる君。


嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき。
信じてたのに。


しばらく様子を見ることにした。

泣きたいのに泣けない
これがホントのツライなのかな



(玲奈。明日バイト休みになったよ)

(ほんと!?やった!)

(金ないから家でいい?)

(うん)


また家か。
あの女と使ったからないんだね。