-桜side-
ヒロくんと一緒に登校しなくなってから早数週間が経った
季節も変わりが早く
今はとうとう梅雨入りをした
ヒロくんとはあの日以来話さなくなった
一緒にご飯を食べることも登校することも帰るときも隣にはヒロくんがいない
あの日、避けてしまったのは私自身なのに
それが寂しいなんて
私はどこまでズルイんだろう
いつからこんなに欲張りになってしまったんだろう
今でもヒロくんは朝、私の家でご飯は食べてるのはお母さんから聞いたから知っている
けど、どうして一緒に食べないのかは聞いこなかった
だけど、やっぱりヒロくんがいない世界はこんなにも灰色なんだ
そして、私の心は真っ暗な世界
ヒロくんと一緒に登校しなくなってから早数週間が経った
季節も変わりが早く
今はとうとう梅雨入りをした
ヒロくんとはあの日以来話さなくなった
一緒にご飯を食べることも登校することも帰るときも隣にはヒロくんがいない
あの日、避けてしまったのは私自身なのに
それが寂しいなんて
私はどこまでズルイんだろう
いつからこんなに欲張りになってしまったんだろう
今でもヒロくんは朝、私の家でご飯は食べてるのはお母さんから聞いたから知っている
けど、どうして一緒に食べないのかは聞いこなかった
だけど、やっぱりヒロくんがいない世界はこんなにも灰色なんだ
そして、私の心は真っ暗な世界