不安そうに私を見る遊。
今日くらいは恥ずかしい甘えも許してくれますか…?
「……た、食べ…れな、い…わん……」
布団の裾を握りながら恥ずかしさに耐える私。まともに遊の方を向けない。
何言ってるんだ、私……っ!
「ちゃんと、こっち向いて?」
頬を触られて、おずおずと遊の方を向いた。綺麗な顔が視界いっぱいに入った。
近い……心臓…もちません……
「食べさせ…てください……」
ちらちらと遊の方を見ながらもう1度言った。恥ずかしくて死にそう。顔がどんどん熱くなる。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…