「本当?」


そう言って私に近寄り、私のおでこに手を当てた。うーん、と少し考えている。


「まだ熱いかも。お粥食べる?持ってくる」


遊は私の返事を待たずに部屋を出た遊。そして数分もしないうちにお盆にお粥の入った小さな土鍋と水、薬を持ってきた。


そして、一旦机に置いて、お盆にお粥の入った土鍋だけを乗せた状態で渡された。



「多分、いい感じの熱さだと思う…食べれる?」