「『渚、好きぃ…』ってお前が」 さくらに似せて声を高くして言う。 「え?私が?」 「そーだけど」 みるみる赤くなるさくらの顔。 ゆでダコみたいに真っ赤になると、俺から背中を向ける。 「超はずかしいんだけどっ…」