私、暴走族に拾われちゃいました。






トッ、トッ、トッ、


2種類の足音。


お家、どこにあるんだろ…



「「…」」


無言。ひたすら無言。


ついてって本当に大丈夫かな、


泊めて下さいって言ったのは私だけど


やっぱり怖いものは怖い


思い切って、聞いてみた。


「家、どこにあるの?」



「…ここ」



足音がピタッと止まった


私は目の前の建物をみて唖然とした


顔をゆっくり上げる。


何階建てだろう…


「いち、にい、さん、し……」



「何数えてんだよ、早く行くぞ」



どうやらこの人は、

とーんでもなくお金持ちなようです。