二人がたこ焼きをつまんでいる間に、私はえびせんを真ん中で二つに折り、半分のえびせんにブレンド済みの特製ソースをスプーンでグリグリと塗る。
そしてその半分に天かすをふたつまみと、たこ焼きを二つのせ、その上から少しだけマヨネーズをかけた。
たこ焼きがすでにソースもマヨネーズもかかってるからあまりゴテゴテしすぎないように、注意をしながら。
そして蓋をするように、割った片割れのえびせんを乗せて出来上がり。
「はい、出来たよ!」
はいどうぞ、とばかりに出来たてホヤホヤなたこせんを渡すと入江くんは驚いたように箸でつまんでいたたこ焼きをお皿の上に落とした。
「えっ、はや!」
「だってソース塗ってたこ焼き挟んだだけだから」
さぁどうぞとばかりにたこせんを入江くんに渡す。するといろんな角度からそれを見ながらも、食べようと口を開けた瞬間。
「あっ、そのままだったら食べにくいからえびせんが割れない程度に少し押さえつけてね。するとえびせんも少し柔らかくなって食べやすいんだよ」
私のアドバイスを素直に聞いた入江くんはたこせんをプレス。少ししなったそれを一口パクリ。
「……どう?」
「うまい」
「でしょ!」
感心したような様子で入江くんはモリモリ食べだした。その様子を見て、次はリイちゃんに。私が二つ目の制作に取り掛かろうとしたその時だった。
そしてその半分に天かすをふたつまみと、たこ焼きを二つのせ、その上から少しだけマヨネーズをかけた。
たこ焼きがすでにソースもマヨネーズもかかってるからあまりゴテゴテしすぎないように、注意をしながら。
そして蓋をするように、割った片割れのえびせんを乗せて出来上がり。
「はい、出来たよ!」
はいどうぞ、とばかりに出来たてホヤホヤなたこせんを渡すと入江くんは驚いたように箸でつまんでいたたこ焼きをお皿の上に落とした。
「えっ、はや!」
「だってソース塗ってたこ焼き挟んだだけだから」
さぁどうぞとばかりにたこせんを入江くんに渡す。するといろんな角度からそれを見ながらも、食べようと口を開けた瞬間。
「あっ、そのままだったら食べにくいからえびせんが割れない程度に少し押さえつけてね。するとえびせんも少し柔らかくなって食べやすいんだよ」
私のアドバイスを素直に聞いた入江くんはたこせんをプレス。少ししなったそれを一口パクリ。
「……どう?」
「うまい」
「でしょ!」
感心したような様子で入江くんはモリモリ食べだした。その様子を見て、次はリイちゃんに。私が二つ目の制作に取り掛かろうとしたその時だった。