「あのー!
龍聖さん?出来ましたー!」

キッチンから叫んでる

朱子さんの声が聞こえる。

「ありがとうございます」

…え、炒飯?

「何をそんなに驚いてるんですか?」

「いや、朝ごはんなのに
ガッツリしてるなと思いまして…」

「いやいや、今何時だと思ってるんですか?」

「あ、12時…」

「もうお昼ですよー!
朝ごはん食べてないんで
お腹減ってると思ったんですけど…
私だけでした?」

「い、いいえ!」

確かにすごくお腹が減っている。

「食べていいですか?」

「はい!食べましょう!」

「「いただきます」」

「!!!」

美味しい!

朱子さんって料理が上手なんだ…。

新しいことを知れたようで嬉しかった。