「告白・・・頑張ってくださいね!!」
「おうよ!!」

「先輩!!これ・・・お守りです」
「サンキュー!!」

私は震える手でピンクのお守りを差し出した。

「じゃぁ!行ってくるわ!!」

先輩!!
待って!!
行かないで!!

「先輩!!」
私は気づかないうちに大声をだしていた。

「告白なんてしないで!!
 私・・先輩のことスキです!!!」

告白をした後の私はゼェゼェ言っていた。

「有紀?それ・・・・・・・」

「ごめんなさい・・・今から先輩告白をしに行くのに・・・・・」

私が泣きながら言うと先輩が私の元に戻ってきた。

先輩?