私は早めに校門に行った。

「よし!!がんばるぞ!!」
「有紀!!お待たせ!!」

「高田先輩!!話って何ですか?」
「ちょっとね・・・・・」

高田先輩は言いにくそうだった。
「先輩?悩みとかだったらすぐ近くの公園に行きますか?」

「あぁ・・・じゃぁそこで!」



私と高田先輩はすぐ近くにある公園に向かった。

「で?先輩の悩みって?」
「俺ね好きな人がいるの」

私は頭の中が真っ白になった。

センパイノスキナヒト?

「好きな・・・人ですか・・・・」
「うん」

「どんな人なんですか?」
「有紀も知ってると思うよ?」

「私も知ってる人ですか・・・・」

胸が・・・・痛い・・・・。