だからあたしは最近、
蘭の愚痴を聞くのが
日課(?)になってしまった。

だけど、
蘭の事、大好きだから
別に嫌ではない。


『だからね、
ケンカしちゃった!!』
そう言う蘭の顔は
なんだか寂しそうだった。

−本当は辛いんだなー
そう思うと
なんだか泣けてきた。












「うぇ〜〜〜〜〜んッ」


『はッッ!??
なんで美優が泣くのよ!!あんたが泣くとあたしまで泣けてくるぢゃなぁい!!我慢してたのにィイ
ぇえ〜〜〜〜〜ん』











その日の放課後は
二人で子供の様に泣いた。