チュンチュンチュン...
カーテンの隙間から眩しい日差しが私の顔を照らす。
「うっ...眩し...。ん~!フゥー。そろそろ起きますか。」
伸びをして、私はベッドから降りた。
初めまして。
私は、栗原 唯 «kurihara yui»。
一般ピーポーな中学1年生。
一般ピーポーじゃ無かったら、どんな人なんだ!?って?
この世界には、魔法を使える人とそうでない人の2種類の人が住んでいるの。
生まれつき、魔法が使える人は使えるし、使えない人は使えない。
けど、私は、使えない派なの。
だから、一般ピーポーなわけ。