「昨夜は、ご馳走様でした!。調子に乗って呑みすぎて、私、途中から記憶が曖昧なんだけど、もしかして、タキさん私を介抱してくれるっとか云ってくれた?(笑)」
翌日、私は目覚めてすぐにメールした。

その日の夜、タキさんから返信が着た。
「実は俺も、よく覚えて無いんだよね(笑)。そんな会話、したようなしなかったよな・・・(苦笑)」

私には、返信の言葉が思いつかなかった。

わざと掛け違えてみたボタン。

すぐに、掛け直すつもりで・・・

なのに、そのボタンは掛け違えたまま。

その夜私は決めた。

もう、帰ろぉ~っと、生まれた北の街へ。