___ああ
近づきたい。
その少しクセのある、柔らかそうな髪に触れたい。
手を伸ばしたら、逃げちゃうんだろうか___
クルミ:「ねぇっ…触れちゃ…ダメ?」
ああ___言っちゃった、、
どんな顔してるんだろ…恐る恐る神谷くんを見上げる。
少し困った顔をして、
ハル:「っ…なにいってんねん…上目遣い反則やろ//」
っ、、気づいたら抱きついてしまっていた。
ハル:「ちょっあほ!やめろ//」
クルミ:「やだ。」
ハル:「あのなぁっ、俺が男ってわかってるん?」
__わかってるよ。
好きなんだよ、ばか。
ハァとため息をついて、引きはがされる。
ハル:「これ以上俺の中に入ってこんといてや。ほんま調子狂う…」
_____狼さんは逃げていっちゃった。
あああ。なんてことをしてしまったんだろう…
_____教えてよ
君は今何を思ってるの。