さすが親友。察しが良くて助かる。


「ああ。このみももうすぐ21になる。セフレみたいな関係を持ってしまったが、やっと許される」



セフレなんて関係を作ってしまったことに罪悪感はある。でもそれはあいつを俺の元に繋ぎ止めるためにはそれしか思いつかなかった。



(でもやっとこんな曖昧な関係も終わる)



『もうそんなに経ったのか』



美琴は俺たちの関係を知っているし、理由も知ってる。



この関係を持ち始めた頃はかなり怒られたことがある。



『お互い想い合ってんのに、なんでそんな曖昧な関係を持ったんだ!』