「でもね、自分のことは自分で守るしかないって思って無理して頑張ってたんだ 誰からの力も借りずに…」

初対面でこんなスラスラとさらけ出していいのか…

でも北條くんは必死に話を聞いてくれてる

「けど、ある人が考えを変えてくれた 人に頼っていいんだって 少しだけどそう思えるようになった」

自分でもわかった

穏やかになっていく自分が…

「北條くんもさ1人で立ち向かう必要なんてないんだよ 誰かの力を借りればいいと思うよ」

「岡崎さん… やっぱり優しい人なんだね」

北條くんはニコッと笑った