「でも、ダメなんだ あいつらの親政治家だったり弁護士だったりするからさ…」

うちの学校の生徒の親はエリートが多い

学校側も顔色を伺っている

うちの家だってそうだ

「まぁ確かにそうだよね…」

「でもねそれは言い訳 本当は怖いんだ 立ち向かうのがさ…」

怖いか…

私と一緒じゃんか

「私も… 怖いよ…」

「えっ?」

北條くんがキョトンとする