「別にいいよ そんなの」

「いや、ダメだよ 助けてもらったし 岡崎さんケーキ好き?」

ケーキ…!

「うん! 大好き!」

おもわず声が大きくなってしまった

甘いものには目がない私

「じゃあさ今日の放課後時間ある? 駅前に新しいケーキ屋あるんだけど… どうかな?」

彼の声は震えていた

「奢ってくれるってこと?」

「も、もちろん!」

わざわざ来てくれたし奢ってくれるし

まぁいいか

「じゃあ行く!」

「良かった では放課後に」

これはラッキーかも…!