バンッ!

何分経っただろう

明るい光が見える

来てくれたの?

私は目を疑う

眩しくてよく見えないけど…

「お、岡崎さん…!」

声でわかった

先生だって

「来たか…!」

鮫島は立ち上がり肩を鳴らす

仲間達も一斉に立ち上がり先生を睨みつける

「お前らなんだ 岡崎さんを返せ!」

先生はどんどん近づいてくる

いつもより何倍も男らしく見えた

「お前が水澤か… 何者だ?」

「先生だけど」

「はぁ? せんこうかよ てめーも地獄に落としてやるよ! かかれ!」

仲間達が一斉に飛び出す

こんな数相手に勝てるはずがない

私は先生を信じるしかなかった