「そっか そうだよね… 岡崎さんはさやっぱり先生が好きなの?」

「えっ…」

返す言葉がない

先生とのことは内緒にしなきゃ…

「先生と付き合えるって本気で思ってるの? 僕なら辛い思いさせずに幸せに出来る自信あるよ…!」

いつもより今日の北條くんは男らしく見えた

「でも私は北條くんとは付き合えないから…」

確かに先生と恋愛なんて辛いことばっかかもしれない

それでも私は先生と一緒になりたい

そう思える人に巡り会えたから…