「ごめん…! 素直になれてなかったのは僕だった…」

「えっ?」

「僕はこの学校に転勤してきたとき岡崎さんは2年だった 岡崎さんの存在は知ってたけど関わる機会がなくて… 転勤して1ヶ月ぐらい経って初めて岡崎さんを見たとき思ったんだ無理してるんじゃないかって」

先生は続ける

「本当はずっと気になってたんだ 極道の娘で問題児なのに成績はずっと1位 岡崎さんはどうゆう人なんだろうって 1年が経って僕は岡崎さんのクラスに授業に行くようになった 噂通り岡崎さんは授業には来なかった それから少しして岡崎さんは僕を助けてくれた」

私も思い出していた

先生を助けたときのことを