「はい、お茶」

私は先生の前にお茶を置いた

「ありがとう…」

「で、用は何?」

私はソファーに座った

「岡崎さん誤解してるんじゃないかなって…」

「はぁ? 何が?」

「僕とゆりは本当に何もないだ… 前の話に嘘はないよ… 僕は前に進むって決めたんだ」

先生は真剣な顔で私を見つめる

「そうなんだ でもさ普通好きでもない女とキスする?」

「あれは誤解だよ ゆりからしてきたんだ」

先生は必死だった

好きでもない人とキスするのは悪いこと

でも人のことを言えない私…

私もしてしまったから