そのとき足音が聞こえた

「ゆ、ゆり 誰か来る」

僕は慌ててゆりから離れる

こんな時間に誰?

「あっ、あった…!」

隣から聞こえる声

「お、岡崎さん…?」

なんでこんな時間に…

「やっと来たか… 動揺してるね 誠…」

ゆりが近づいてくる

「ゆり どうしたの?」

「誠… 私はずっと待ってたの… わかるよね?」

がんっ

僕は机に足をぶつけてしまった