月に1回開かれる集会

ご飯を食べながらたわいもない話で盛り上がる

「じゃあ、私はこのへんで みんなまたね!」

「あ、俺送っていくわ」

龍と私は店を出た

「元気そうで良かった お前男出来たのか?」

「いるわけないじゃん 当分はいいかな」

「まぁ早く幸せになれ!」

龍は私の頭を撫でる

私の顔はたぶん真っ赤

こう見えて案外ピュア

「ちょっとこっち来いよ!」

向こうの方から聞こえたデカイ声

また誰か絡まれてんのか…

私は目線を声のするほうへ向ける

えっ、あれって…

私は無意識にそっちに近づいていく

「岡崎? どうした?」

「ごめん龍 私用事思い出したわ」

気が付いたら私は裏路地へ走り出していた