「んっ…」


どうやらあたしは眠ってたみたいで
瞼をそっとあけるとやけに暗くて。



「おい、大丈夫か」


横を見ると心配そう、ではなく
呆れた顔で物を言う人が。



「はい。ここはどこですか」


「DKPのカラオケの1室。」


へぇ、だから暗かったのか
なんて納得していた。


「おめぇ、バカだな」


突如、浴びせられた言葉に
思わず、は?と声がでる


「間違えて俺のビール飲んだんだよ、おめぇが」



全く検討つかなかった。
だって、レモンサイダーも黄色くて泡がシュワシュワってなってたから



「飯、食うぞ。早く来い」



先生にそう言われて
ソファーから立ち上がった。