「重たい~」


「…こんなことなら松田についてきてもらえばよかった。」



帰ろうとして気付いた事があった。
どうやってこの大荷物を持ち帰るかということ



「松田、呼ぶか。それで松田に学校の冷蔵庫に置いてもらお~」



そう言って舞は
学校に連絡をした。


「あ、もしもし。松田先生いますかー?3年の遠藤です」


舞と楓、見た目は派手だけど
こういうところはしっかりしてるんだなとつくづく思う。



しばらくして
ニヤリと笑いながら
あたし達に


「迎え来るって~!ここで待ってろだってさ」


舞の言葉を聞き
松田先生を待った